研究室の紹介


 2024年、水産経営学研究室には4年生6名、修士学生1名、博士学生2名(ソロモン、マラウイ)が属しています。毎週ゼミを行い、卒論執筆にむけた議論、就職活動の進捗状況の確認を行っています。論文の作成にあたり、過去の文献を読み漁ることも大切ですが、水産経営学研究室では、漁業地域での実態調査を重んじています。生産現場の事情をしっかりと理解したうえで、卒論を書き上げて欲しいと思っているからです。

 水産経営学研究室の教育は「チームプレイ」です。機会は平等に提供します。特定学生を依怙贔屓することは一切ありません。切磋琢磨しながら充実した1年にしましょう。

 学んだ後は大いに語り合いましょう。鹿児島は食が豊かです。鹿児島の魚の魅力を感じながら、語り合うことができる場を提供します。そんな場に時々、漁師さんや卒業生が参加します。人生の先輩方から学ぶこともきっと多いことでしょう。

 「大いに水産業について学び、魚の美味さを頭と舌で理解する」、そんなゼミでありつづけます。

2024年度

 卒業・修論・博論研究

<卒論>
1)離島漁業への支援政策の効果と課題 2)環境変化に対する藻類養殖の対応(3題) 3)特定有人国境離島における漁業後継者確保に関する研究 <修士)
1)カンパチ養殖に果たす漁協の役割
<博士>
1)ソロモンの伝統知を活用した資源管理
2)マラウィの市場効率化に関する研究

過去の卒論・修論・博論研究

 「漁業経営」をkeywordに、漁場利用、制度、流通改善などを分析します。

おもな就職先

 水産系公務員、漁業系統、商社などへの就職が多いことが特徴です。